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認められるということ




ごつごつとした道を走っていく


前方には何もない


後ろにも大したものは見当たらない


ただ走っていく


月の上を


岩だらけだな


ここは太陽が当たると


ものすごく気温が上がる


空気がないから


気温とは言えないのか


走っていると


結構楽しい


それだけで いい気もする


でも仲間がいれば いいなと思う


たくさんは いらない


だから道を選ぶ


人が少ないほうへ


誰もいないところを目指すというのでなく


あまりごちゃごちゃ わさわさしてないところ


そこでじっくり活動しよう


エネルギー源はたくさんある


この光とか


地中の水とか


月の地面の下には


氷が隠されていると聞いたことがある


それを使えば


僕が生きている間ぐらいは


充分に動ける


困らないくらいに


自由に動ける





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